叢叢讃歌
1985年
170.0cm X 220.0cm
箱根・芦ノ湖 成川美術館蔵
取材地:愛知・長久手、小岩

1987 Hymm to tussock grass.jpg

様々な雑草の生きる姿を通して、生命の讃歌を描いたものです。この地球上で太古から未来永劫に続く生命の営み。生と死の繰り返し。様々な生命あるものの共存するすばらしさ・・・。そんなものを身近な草花を通して表現できないものだろうかと試みたものです。題名を「讃歌」としたのもそのためです。この絵は、それ迄の植物画の総決算のつもりで描いたものです。季節などは一切無視して、自由自在に私の草むらを作りあげました。この絵を描いた1985年は私にとって大きな機転になった年でした。この年の7月、愛知芸大から東京芸大に移ってすぐの、慌ただしい中で描いた絵で、幸い院展の美術院賞を受け、その年に同人に推挙されてほっとしたにを覚えています。